映画「山猫は眠らない」監督・キャスト、あらすじ・感想 弾丸に詰め込まれているロマン

7作に及ぶスナイパーの物語の原点。

これほどシリーズ化されている映画も珍しいし、スナイパー物となれば尚更。

ベケットが残した1つの弾丸には、全てが詰め込まれている。

作品情報

制作年 1992年

制作国 アメリカ

上映時間 100分

ジャンル アクション

監督

ルイス・ロッ

キャスト

トム・ベレンジャー(トーマス・ベケット)

ビリー・ゼイン(リチャード・ミラー)

あらすじ

南米パナマのジャングルを舞台に、米政府上層部の極秘指令を受けて隠密作戦を展開する2人の狙撃手、ベケット上級曹長と若きエリート軍人ミラー。

標的へと接近するため、2人は身を固め徒歩で目的地へ向かうが、ミラーは恐怖のあまり銃を乱発して弾薬を使い果たした末、ベケットのみが敵に捕らえられてしまう。

しかし、ベケットは弾丸を1つだけ落としていった…。

感想・考察

7作に及ぶスナイパーの物語の原点

これほどシリーズ化されている映画も珍しい。

さらにスナイパー物となれば尚更。

 

タイトリングの通り、狙撃手の視点で物語が進んでゆく。

シンプルなストーリー故に俳優のクオリティが問われるような作品。

 

実際、バカスカ打ちまくるアクションや戦争ものより、ジャグルでの戦闘シーンはスリリングで楽める。

弾丸を1つ残していくというロマン

ベケットが残した1つの弾丸。

相棒にかけた全ての思いが、1つの弾丸に込められている。

これが、ロマンを感じさせる。

 

単純なサクセスストーリー的な物語設計ではなく、相棒捕らえられることや弾丸が切れる。

それも、実戦経験皆無で足を引っ張る上に、相棒に楯突く姿で鬱憤が蓄積される。

その鬱憤が、単なる昇華というよりはワクワク感に変えられていく作風が心が踊る。