2010年代

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映画「ダイアナ」監督・キャスト、あらすじ・感想 地位によって浴びる執拗なスポットライト 地位は人の補完要素

人は人なり。 どんな功績や偉業をなした人でも、それは人以上でも人以下でもなくいということを示唆させてくれる映画です。 国王と結婚した彼女であっても、皇太子の妻というのは彼女を構成する補完要素でしかなく、そこにいたのはダイアナという1人の女性でしかありません。 マ...
2021.09.06
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映画「アラジン」実写版 監督・キャスト、あらすじ・感想 実写版故のそのリアリティが弊害に

ウィル・スミス演じるジーニーや映像美はやはり際立つ。 しかし、実写版故にそのリアリティが弊害になってもしまった。 総じて、またに5点満点中3点という中間点を付けたい。 作品情報 制作年 2019年 制作国 アメリカ 上映時間 128分 ジャンル ...
2021.09.06
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映画「夢売るふたり」監督・キャスト、あらすじ・感想 これぞカタルシス。巧みな脚本に演出、西川ワールド

此れは久々に邦画で"凄い""巧い"作品を見ました。 ラストの演出は、これぞカタルシス。という感じでです。 邦画の中ではかなりお気に入りの作品になりました。 作品情報 制作年 2012年 制作国 日本 上映時間 137分 ジャンル ドラマ 監督 ...
2021.09.06
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映画「犯罪都市」監督・キャスト、あらすじ・感想 男の男、頼れる兄貴ソクトに見た強さ

また一つ好きな韓国映画に出会えました。 もともと韓国映画の魅せてくれる表情というのは、他の映画にはない色味であったり感情移入のポイントがあるように感じるので好きなカテゴリでもあります。 ロマンスであればとにかく韓国を推します。 有名どころですが「猟奇的な彼女」「...
2021.09.06
2010年代

映画「ある少年の告白」監督・キャスト、あらすじ・感想 LGBTである本来の自分・偽りの自分で生きるのか

セクシャルマイノリティである本当の自分として生きるか、自分に嘘を付き虚構の自分として生きるのか。 そんなズシリと重いメッセージとシリアスな描写。素直に生きることの大切さを感じました。 自分を表現することへの葛藤や両親の柵などテーマは秀逸でしょう。 作品情報 制...
2021.09.06
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映画「ガンジスに還る」監督・キャスト、あらすじ・感想 インドの隆盛を物語る、右手にスプーン、左手にスマホ

壮麗な自然を前にした人間が、想起すること。 優劣で語るには、あまりにも安直ですが、凜と佇むガンジス河の前では…。 インドの隆盛を示唆させる、右手にスプーン、左手にスマホ。 作品情報 制作年 2016年 制作国 インド 上映時間 99分 ジャンル ...
2021.09.06
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映画「ウォールフラワー」監督・キャスト、あらすじ・感想 社会派の中にも複雑なリアリズム

まず、素晴らしい作品でした。 スクールカーストをベースにそれぞれの鬱憤、葛藤が効果的に描かれます。そして小さな昇華を重ねては、また葛藤。 結局のところカーストや鬱憤、閉塞感を解消できるのは自分でしかない。 「そんなチャーリーに乾杯。」「僕は無限だ。」正にそんな映...
2021.09.06
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映画「すべては君に逢えたから」監督・キャスト、あらすじ・感想 JR東日本の全面協力、開業100周年の東京駅を舞台に

2014年に開業100周年を迎えた東京駅を舞台に、オムニバスで展開される10人の男女が織りなすラブロマンス。 なんて素敵なタイトルなのかと、そう思います。 しかし、秀逸なコピーと映画はリンクする訳でもなく…。 作品情報 制作年 2013年 制作国 日本 ...
2021.09.06
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映画「未来のミライ」監督・キャスト、あらすじ・感想 自慰的で示威的に…

近年の細田監督シリーズ稀にみる低評価。 その訳も、残念ながら腑に落ちてしまう。 言うまでもなく、グラフィックは凄まじい。 やはりメッセージ性が薄味で、自慰的で示威的。 作品情報 制作年 2018年 制作国 日本 上映時間 98分 ジャンル ...
2021.09.06
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映画「ゴーン・ガール」監督・キャスト、あらすじ・感想 資本主義の招く女性心理の恐怖

賢い女性は素晴らしい。 ただエイミーの様に賢さが犯罪という形でネガティブに作用するのは恐怖。 ただそれも資本主義が招いた社会が作った賢さであり、エイミーの利己主義ではない事は留意したい。 作品情報 制作年 2014年 制作国 アメリカ 上映時間...
2021.09.06