カナダ

映画「Mommy/マミー」監督・キャスト、あらすじ・感想 これが世界で注目を浴びるグザヴィエドラン… 2010年代

映画「Mommy/マミー」監督・キャスト、あらすじ・感想 これが世界で注目を浴びるグザヴィエドラン…

映画に完璧も不完璧も無いけれど、こちらは極めて完成度の高い映画だと。 此れが、此れこそがグザヴィエドラン。 彼にとっての映画は、彼の心の闇も光もを写したものであり、社会への危惧を映しているのでしょう。 設定は架空のものですが、そのリアリティもクオリティも確かなものがあります。 作...
映画「トム・アット・ザ・ファーム」監督・キャスト、あらすじ・感想 自己愛と利他主義 サイコアナリストとしての俯瞰 2010年代

映画「トム・アット・ザ・ファーム」監督・キャスト、あらすじ・感想 自己愛と利他主義 サイコアナリストとしての俯瞰

「マイ・マザー」「mommy」と、彼の撮った作品を先日見たわけですが、それらに描かれていた周囲への"愛"やそれによる葛藤とは全く異なる愛の姿が描かれていました。 此方は愛でも自己肯定の自己愛。 作品情報 制作年 2013年 制作国 カナダ、フランス 上映時間 102分 ジャンル ...
映画「わたしはロランス」監督・キャスト、あらすじ・感想 強烈な葛藤をテーマを魅せる作風は後を引く 2010年代

映画「わたしはロランス」監督・キャスト、あらすじ・感想 強烈な葛藤をテーマを魅せる作風は後を引く

才の片鱗ではなく、彼の”天才”を決定づける今作。 天才の名を手にする映画監督はたくさん存在するけれど、グザヴィエ・ドランは間違いなくその1人。 LGBTをはじめとする強烈な葛藤をテーマに効果的な表現で魅せる作風は後を引く。 カメラワークに感情を乗せ、音楽でも魅せる圧巻の世界観。 ...
映画「マイ・マザー」監督・キャスト、あらすじ・感想 愛情過多と思春期の葛藤。絵画のような演出に乗せて 2000年代

映画「マイ・マザー」監督・キャスト、あらすじ・感想 愛情過多と思春期の葛藤。絵画のような演出に乗せて

其々のカットがアーティスティックで、絵画のようなアート作品を散りばめて繋げた芸術作品のような映画。 セクシャルマイノリティをこんなに芸術的に表現した作品は初めて。 しかし、良くも悪くも応えがなく作品によるメッセージが抽象的ではあったり。 作品情報 制作年 2009年 制作国 カナ...
映画「たかが世界の終わり」監督・キャスト、あらすじ・感想 卓越した音楽とサスペンスが引き込む 2010年代

映画「たかが世界の終わり」監督・キャスト、あらすじ・感想 卓越した音楽とサスペンスが引き込む

「Mommy/マミー」や「わたしはロランス」でグザヴィエ・ドランが見せてくれたセンセーショナルは何処へいったのか。 しかし、他に類を見ない卓越した音楽とサスペンスは疲労感を催すほど観客を引き込む。 作品情報 製作年 2016年 製作国 カナダ、フランス 上映時間 99分 ジャンル...
映画「胸騒ぎの恋人」監督・キャスト、あらすじ・感想 グザヴィエ・ドランの映画は世界観か陶酔感か 2010年代

映画「胸騒ぎの恋人」監督・キャスト、あらすじ・感想 グザヴィエ・ドランの映画は世界観か陶酔感か

グザヴィエ・ドラン監督作品を全て見てみると、そこから感じるのは彼の世界観なのか、陶酔感なのか、という疑念を抱くようになった。 抽象化することでアーティファクトを引き出す彼の作風はどの作品においても圧巻。 作品情報 製作年 2010年 製作国 カナダ 上映時間 102分 ジャンル ...
映画「さよなら、退屈なレオニー」監督・キャスト、あらすじ・感想 カナダの奇才によるフレッシュな作風 2010年代

映画「さよなら、退屈なレオニー」監督・キャスト、あらすじ・感想 カナダの奇才によるフレッシュな作風

フレッシュな作風と退屈なレオニーが複雑かつ巧妙に絡む。 セバスチャン・ピロットは、ジェームズ・キャメロンとグザヴィエ・ドランに次ぐカナダの奇才なるか。 作品情報 製作年 2018年 製作国 カナダ 上映時間 96分 ジャンル ドラマ 監督 セバスチャン・ピロット キャスト ・カレ...