映画「ファーゴ」監督・キャスト、あらすじ・感想 単調と複雑の間で

映画「ファーゴ」監督・キャスト、あらすじ・感想 単調と複雑の間で

コーエン兄弟の作品は初めて鑑賞しました。

この単調でも複雑でもない絶妙な感じが良いのだろうな。

もう少し単調なら飽きるし複雑なら難しいし。

作品情報

制作年 1996年

制作国 アメリカ

上映時間 98分

ジャンル サスペンス

監督

ジョエル・コーエン

キャスト

フランシス・マクドーマンド

スティーブ・ブシェーミ

ウィリアム・H・メイシー

ハーブ・プレスネル

あらすじ

軽い気持ちで始まった偽造誘拐。

妻を誘拐された夫と義理の父は躍起になり、警察には頼らない。

一方で子を身籠りながらも捜索にあたる女性刑事。

そしてクライマックスにみたものは…。

感想・考察

淡々と進むけれど観客を離すことは無い

淡々と進むのでクライマックスもそれほど衝撃的でもなかったように感じました。

しかし、その淡々としている中にもドラマやサスペンス、コメディ一種のブラックユーモア的な表現が多用されていて、さりげなく挿入されているその場面がコーエン兄弟の巧さなのでしょうか。

成る程。

しかしながら自分には合わないようなスタイルではありました。

ただ評価されてきるという事には異論はありませんがアカデミー賞授賞というのはどうなんだろう。

まだ、この良さがそこまでわかりません。

 

ファーゴ(字幕版)
自動車ディーラーのジェリーは、多額の借金を背負い早急に大金を必要としていた。彼は自分の妻ジーンを偽装誘拐させ、自動車業界の大物である義父から身代金を騙し取ろうと企てる。誘拐を実行するのは、前科者の従業員から紹介された二人組、カールとグリムスラッド。だがジーンを自宅から誘拐した二人...