エクスペンタブルズとは消耗品を意味する。
そんな自虐が最高にクール。
シルヴェスター・スタローン、ジェイソン・ステイサム、ジェット・リーがメインでブルース・ウィリスやアーノルド・シュワルツェネッガーまで出演というリアルアベンジャーズ。
それだけで一見の価値ありか。
作品情報
制作年 2010年
制作国 アメリカ
上映時間 103分
ジャンル アクション
監督
シルヴェスター・スタローン
キャスト
シルヴェスター・スタローン(バーニー・ロス)
ジェイソン・ステイサム(リー・クリスマス)
ジェット・リー(イン・ヤン)
ドルフ・ラングレン(ガンナー・ヤンセン)
あらすじ
自らをエクスペンダブルズと名乗るチームワーク抜群の精鋭部隊。
彼らはソマリアの凶悪な武装海賊を討伐し人質を救出。
その後、南米のビレーナという島国の軍事独裁政権を打倒するために現地へと赴く。
しかし、そこではかつてない危機が彼らを待ち受けていた…
感想・考察
エクスペンダブルズは消耗品
今作のタイトルであり、彼らのチームの名前はエクスペンタブルズ。
この意味は消耗品。
敢えて自虐的なネーミングにすることが最高にクール。
というのも、彼らが全員凄腕の精鋭部隊だから。
あまり詳しくはないけれど、精鋭部隊といえば、
アメリカのネイビーシールズ、イスラエルのサイェレット・マトカル、ロシアのアルファ、イギリスのSASあたりは有名。
正直、これらは端的に格好がいい。それと同時に誇り高く高貴な印象。
しかし、エクスペンタブルズは、それらににはないアウトローで自由信者的な印象。
そして、どこかストリートチックで破壊的。
破壊的にというのは、作中で顕著に映し出されている。
豪華すぎる俳優陣 まさに精鋭
シルヴェスター・スタローン、ジェイソン・ステイサム、ジェット・リーがメインでいるけれど、彼らは単体でも十分なほどに存在感があって、主演で映画になる。
さらに、ブルース・ウィリスやアーノルド・シュワルツェネッガーまで。
これだけ、揃いもそろった映画は他にないのでは。
いや、アベンジャーズもそんなところかな。
すると、こちらはリアルアベンジャーズか。
中身は、良く言えば王道、そうでないならありきたり。
まあ、ないに等しいかもしれない。
でも主演級の俳優がこれだけ出ているのだから、それだけでも鑑賞の価値有りかと。
マルチなスタローン
今作の監督であり、主演はシルヴェスター・スタローン。
「ロッキー」に「ランボー」、そして先日鑑賞した「大脱出」
何にせよ、筋肉が至高と崇めているようにも感じていた。
今作もメインはアクションで肉弾戦が多いので、彼=アクション・筋肉的な構図があったけれど、監督と知って見え方が少し変わった。
うーん。マルチなんですな。
アクションはなかなか書くのが難しい。