「レオン」で有名なフランスのリュックベッソン監督の「ニキータ」のハリウッドリメイク作品。
作品情報
製作年 1993年
製作国 アメリカ
上映時間 103分
ジャンル アクション
監督
ジョン・バダム
キャスト
ブリジット・ファンダ(マギー)
ガブリエル・バーン(ボブ)
アン・バンクロフト(アマンダ)
あらすじ
ヤク中の少女マギーは警察殺しのつみで死刑が宣告されます。
そこで政府機関で働くボブに死刑を免れるために政府関係の組織で諜報員として動くか、死刑になるかの二択を迫られます。
マギーの選んだのは前者でした。
そして彼女は…。
感想・考察
リュック・ベッソン「ニキータ」のハリウッドリメイク作品
リュック・ベッソン監督というとやはり「レオン」が突出して有名ですが、「ニキータ」「アンジェラ」「ダニー・ザ・ドッグ」なども秀逸です。
スピーディで物語のテンポもアクションのテンポ、キレも見所に再現というよりかは良い意味で別物です。
原題のリュック・ベッソン作品というのはジャンルの枠を感じさせません。
1つの作品内にアクション、クライム、ロマンス、サスペンス、スリラーなど、無数の要素がチリジリになっているので飽きさせません。
B級感とワクワク
入りの音楽と演出はちょっとB級感ありますが、これはこれでワクワクして好きなんですよね。
ネオンのギラつく映像がアーティスティックな感じで、香港や台湾の街並みを思い起こしました。
その地のギラギラの街並みを歩く時のワクワク感と似ていました。
蛇拳?
武道のシーンは蛇拳なのかな。
蛇拳は見たことないけど酔拳は好きで何回も見ました。
ストーリーというより酔拳って戦闘スタイルがなんだか超いけてるんですよね。
エロティシズムと人情
元々は表情も硬くてセックスをする事でしか男性を知らないような彼女だったけど、だんだんに人付き合いを知って恋愛になって凄く幸せそうな表情のマギーが微笑ましい。
普遍的生活の素晴らしさ
それでも一度は死刑になった身。
簡単には所謂普通の生活には戻らない。
人を好きになることを知った彼女の葛藤が一見単調だけれど上手く描かれていると感じます。
クライマックスの願い
ラストは予想外でした。
彼女の行方は当人と一緒になった人にしか、わからないけれど過去に囚われることなく幸せになったのでしょう。
そうだといいな。