映画「アラジン」娯楽にひた走る薄味な映画 盗人、嘘つきなアラジンを美化する必要があるのか

2019年6月に今作の実写版アラジンが公開され、ディズニーの名作、ウィル・スミス演じるジーニーということもあり注目が集まりました。

そこで、確か5歳ぶりくらいにアニメ版アラジンの鑑賞です。

単に残念でした。

アラジンが美化されるのが、腑に落ちない。盗人であり嘘つきです。

グラフィック、音楽、コミカルなジーニーは勿論娯楽性があって良いかと思います。

しかし、それだけかな…。

娯楽にひた走っただけの薄味な映画でした。

おすすめ度5.0

作品情報

制作年 1992年

制作国 アメリカ

上映時間 90分

ジャンル アニメ

 

監督

ジョン・マスカー

 

キャスト

スコット・ウェインガー(アラジン)

ロビン・ウィリアムズ(ジーニー)

リンダ・ラーキン(ジャスミン)

ジョナサン・フリーマン(ジャファー)

フランク・ウェルカー(アブー)

 

あらすじ

貧しい青年アラジンは、市場で出会った王女ジャスミンに想いを寄せる。

ある時、アラジンが手に入れた魔法のランプから出てきたのは、ランプに囚われた、なんでも願い事を叶えてくれるジーニー。

しかし、邪悪な大臣ジャファーは魔法のランプを狙ってアラジンやジャスミンに近づいていく。

 

感想・考察

盗人、嘘つきのアラジンはなぜ美化されるのか。

今作にはなんだか腑に落ちない点がある。

というのも、盗人のアラジンが異様に美化されてしまっている点。

 

もちろん、生きるために仕方ない。というのもわからなくはない。

しかし、どう見てもアラジンは怪我も病気も何もない、つまり仕事をすることもできると思うのだ。

子供にパンをあげるのだって、もともと盗んだ食べ物、何も誇れることではない。

さらに、金持ちになって王宮に住みたいという願望も持っている。

にも関わらず。やはり金稼ぎをしていない。

単純明快に甘えである。挙げ句の果てにはジャスミンへの嘘。

正直なところ、ジャスミンが何を以ってアラジン自体に魅了されたのか不明。

なのに、美化されすぎている。

感情移入を誘うためなの、構成が甘いのか、メッセージに齟齬があったのか、何もかもがわからなすぎる映画だった。

良いところといえば、ラストのジーニーへの贈り物くらいである。

 

単なるエンタメ映画でしかないのかもしれない。

そして自分が至った答えは、端的なエンタメ映画ということ。

1992年とは思えないグラフィック

ミュージカル性の強い音楽

コミカルなジーニーなど、娯楽性には異論はない。

しかし、それだけに感じてしまうのも事実である。

タイトルとURLをコピーしました