フランス

2010年代

映画「グランド・ブダペスト・ホテル」監督・キャスト、あらすじ・感想 鮮やかな色彩とは裏腹、製作の背景には戦争か

ウェスアンダーソンらしい豊かな色彩感や独特の世界観を感じることができる作品。 華やかなグラフィックですが、作品の背景には戦争に対する皮肉を込めている様にも。 作品情報 制作年 2014年 制作国 アメリカ 上映時間 100分 ジャンル ドラマ ...
2021.09.06
2010年代

映画「レジェンド 狂気の美学」監督・キャスト、あらすじ・感想 双子を演じたトム・ハーディの演技に注目

1人2役で双子を演じたトム・ハーディ。 そんな彼の多面的な演技に注目すべき映画。 ドッペルゲンガー的な相反する双子を1人で演じ、間を束ね人望もありビジネスの才もあるレジー、自己中心的な思考に加え暴力的でビジネスの才もないロンの比較がポイント。 作品情報 制作年 2...
2021.09.06
1990年代

映画「フィフス・エレメント」監督・キャスト、あらすじ・感想 制作費100億 費用故に物足りなさも…

制作費は100億円。 しかし、その費用故に物足りなさも。 それを、補完する俳優陣と挑戦的なリュック・ベッソンの作風が見モノ。 作品情報 制作年 1997年 制作国 フランス、アメリカ 上映時間 127分 ジャンル SF、アクション 監督 リュ...
2021.09.06
2000年代

映画「YAMAKASI」監督・キャスト、あらすじ・感想 パフォーマーが少年を救うために奮闘 方法は窃盗

YAMAKASIとはパルクールやアクロバット技術の実践者達により構成されるフランスの集団のことで、端的に言えばパフォーマー。 そんな彼らが少年を救うために奮闘する物語。 脚本は「レオン」で有名なリュック・ベッソンが務めている。 しかし、これは難ありの作品。 ...
2021.09.06
2010年代

映画「わたしはロランス」監督・キャスト、あらすじ・感想 強烈な葛藤をテーマを魅せる作風は後を引く

才の片鱗ではなく、彼の”天才”を決定づける今作。 天才の名を手にする映画監督はたくさん存在するけれど、グザヴィエ・ドランは間違いなくその1人。 LGBTをはじめとする強烈な葛藤をテーマに効果的な表現で魅せる作風は後を引く。 カメラワークに感情を乗せ、音楽でも魅せ...
2021.09.06
1990年代

映画「青いパパイヤの香り」監督・キャスト、あらすじ・感想 変わらない事を映す難しさと巧さ

10年間も変わらぬ日常を描く難しさや巧さが今作にはある。 そして、その難しさを意図的かつ普遍的に描き出す監督トラン・アン・ユン。 彼のロジカルな作風には、息を呑むという言葉が相応しく、正に魅せられる。 作品情報 制作年 1993年 制作国 ベトナム、フランス...
2021.09.06
2010年代

映画「ちいさな哲学者たち」監督・キャスト、あらすじ・感想 心を突く子どもの鋭利な視点 子どもたちは大切なことを知っている

子どもたちは生きる上で、大切なことを知っています。 それは心の目で物事を見ているから。 本来は誰しもが子どもであった時があるので、本質的には誰もが生まれながらに持っているのかもしれません。 しかし、社会で生きるためという名目で、年を重ねることで、大人になる、と大...
2021.09.06
2010年代

映画「さらば、愛の言葉よ」監督・キャスト、あらすじ・感想 ゴダールを見てこそ映画通?

美術以外何もわからない。 ゴダールを見てこそ映画通と言うのなら、どうやら僕はそうではないらしい。 確かに美術や哲学的・詩的なフレーズは残るけれども、正直なところ面白くはない。 言い換えれば、挑戦的な作品だ。 ヌーヴェルヴァーグというの台風の目になり、今尚挑...
2021.09.06
2010年代

映画「たかが世界の終わり」監督・キャスト、あらすじ・感想 卓越した音楽とサスペンスが引き込む

「Mommy/マミー」や「わたしはロランス」でグザヴィエ・ドランが見せてくれたセンセーショナルは何処へいったのか。 しかし、他に類を見ない卓越した音楽とサスペンスは疲労感を催すほど観客を引き込む。 作品情報 製作年 2016年 製作国 カナダ、フランス 上映...
2021.09.06
2010年代

映画「君の名前で僕を呼んで」監督・キャスト、あらすじ・感想 淡々と進む日常に露出される少年の心情

淡々と進む日常だからこそ、見えてくる少年のデリケートは心情を効果的に魅せる北イタリアの情景。 近年頻繁にテーマになるLGBTについての映画だけれど、”知を持って何を制すか”という点でエリオの父が大きな存在になっている。 作品情報 製作年 2017年 製作国 イタリ...
2021.09.06