映画賞

2010年代

映画「グランド・ブダペスト・ホテル」監督・キャスト、あらすじ・感想 鮮やかな色彩とは裏腹、製作の背景には戦争か

ウェスアンダーソンらしい豊かな色彩感や独特の世界観を感じることができる作品。 華やかなグラフィックですが、作品の背景には戦争に対する皮肉を込めている様にも。 作品情報 制作年 2014年 制作国 アメリカ 上映時間 100分 ジャンル ドラマ ...
2021.09.06
1990年代

映画「フィフス・エレメント」監督・キャスト、あらすじ・感想 制作費100億 費用故に物足りなさも…

制作費は100億円。 しかし、その費用故に物足りなさも。 それを、補完する俳優陣と挑戦的なリュック・ベッソンの作風が見モノ。 作品情報 制作年 1997年 制作国 フランス、アメリカ 上映時間 127分 ジャンル SF、アクション 監督 リュ...
2021.09.06
2010年代

映画「スマホを落としただけなのに」監督・キャスト、あらすじ・感想 スマホ社会の是非 成田凌のカメレオン

スマホ社会と言われて久しい現代。 その危険性を認知しているか。 便利なスマホですが、その反面多くの危険が隣り合わせ。 そんな情報化社会、スマホ社会の是非について考えさせてくれる映画でした。 そして何と言っても成田凌さんのカメレオンでありグロテスクとも言える...
2021.09.06
2000年代

映画「DISTANCE/ディスタンス」監督・キャスト、あらすじ・感想 陰湿で暗い世界観の意図するものは何なのか

是枝監督の作品は確かなメッセージやストーリーがあるのだけれど、どこか掴み所がなく掴めない作品が多い。 今作は特にそんな感覚になる。 今作の特徴である陰湿で暗い世界観の意図するものというのは、感じ取ることができた。 それが今作、そして事件から想起するメッセージなの...
2021.09.06
2010年代

映画「生きてるだけで、愛。」監督・キャスト、あらすじ・感想 クライマックスを見るための100分

まず冒頭でなんだか嫌な予感がしましたが、的中しました。 キャストが豪華なのとレンタルしてきたので全部見ましたが、冒頭はサイコパス感が観るに堪えました。 菅田将暉の無駄遣い感が…。 作品情報 制作年 2018年 制作国 日本 上映時間 109分 ジ...
2021.09.06
2010年代

映画「ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書」監督・キャスト、あらすじ・感想 報道の自由か政府の陰謀か

度々映画に取り上げられるベトナム戦争だが、それだけアメリカにとって記憶に残る出来事というのは明白。 報道の自由と政府の陰謀を対比させて進む物語には教養的な側面が強く、フェミニズム的なメッセージも感じることのできる作品。 作品情報 制作年 2017年 制作国 アメリ...
2021.09.06
2000年代

映画「SWEET SIXTEEN」監督・キャスト、あらすじ・感想 15歳の鋭利な眼球に映る資本主義

リアムの鋭利な眼球が示唆させるものとはなんなのか。 映画が終わるまで次から次へと、その矛先となる対象が現れる。 リアムな一体を信じればいいのか。 作品情報 制作年 2002年 制作国 イギリス 上映時間 106分 ジャンル ドラマ 監督 ケン...
2021.09.06
1960年代

映画「2001年宇宙の旅」監督・キャスト、あらすじ・感想 完全主義者キューブリックの描いた未来 奇想天外な中にリアリズム

映画「2001年宇宙の旅」の作品情報、あらすじ、感想、考察。 キューブリック作品を見ると言葉を失うような感覚を覚える。 それが完全主義者キューブリックと呼ばれる所以だろう。 彼の描いた奇想天外な2001年の宇宙やAIは実現しなかったけれど、寧ろそれがリアリズムで...
2021.09.06
2010年代

映画「わたしはロランス」監督・キャスト、あらすじ・感想 強烈な葛藤をテーマを魅せる作風は後を引く

才の片鱗ではなく、彼の”天才”を決定づける今作。 天才の名を手にする映画監督はたくさん存在するけれど、グザヴィエ・ドランは間違いなくその1人。 LGBTをはじめとする強烈な葛藤をテーマに効果的な表現で魅せる作風は後を引く。 カメラワークに感情を乗せ、音楽でも魅せ...
2021.09.06
1990年代

映画「青いパパイヤの香り」監督・キャスト、あらすじ・感想 変わらない事を映す難しさと巧さ

10年間も変わらぬ日常を描く難しさや巧さが今作にはある。 そして、その難しさを意図的かつ普遍的に描き出す監督トラン・アン・ユン。 彼のロジカルな作風には、息を呑むという言葉が相応しく、正に魅せられる。 作品情報 制作年 1993年 制作国 ベトナム、フランス...
2021.09.06