1990年代 映画「山猫は眠らない」監督・キャスト、あらすじ・感想 弾丸に詰め込まれているロマン 7作に及ぶスナイパーの物語の原点。 これほどシリーズ化されている映画も珍しいし、スナイパー物となれば尚更。 ベケットが残した1つの弾丸には、全てが詰め込まれている。 作品情報 制作年 1992年 制作国 アメリカ 上映時間 100分 ジャンル アクション 監督 ルイス・ロッ キャ... 2019.09.11 2021.09.06 1990年代☆3アクションアメリカ戦争
2010年代 映画「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」監督・キャスト、あらすじ・感想 昔々ハリウッドでは… タイトルは、日本昔話? ”昔々ハリウッドでは…。”的な。 マカロニウエスタン、シャロンート事件とは?その意味や考察。 社会への皮肉や揶揄的な表現、評価が高い今作におけるタランティーノ監督の凄さとは。 作品情報 制作年 2019年 制作国 アメリカ、イギリス 上映時間 161分 ジ... 2019.09.13 2021.09.06 2010年代☆3アメリカカンヌ国際映画祭スリラードラマ
2000年代 映画「マシニスト」監督・キャスト、あらすじ・感想 クリスチャン・ベールの役作りに感嘆 クリストファー・ノーラン監督作「メメント」やデビット・フィンチャー監督作「ファイトクラブ」に似ているという声も多数の今作。 クリスチャン・ベールの役作りには感嘆するが、賛否理由はサスペンス的な”騙し”の効果とジャケットの引きの強さが起因しているだろう。 あくまでサスペンス映画とい... 2019.09.14 2021.09.06 2000年代☆4アメリカサスペンススペインスリラー
1990年代 映画「フィフス・エレメント」監督・キャスト、あらすじ・感想 制作費100億 費用故に物足りなさも… 制作費は100億円。 しかし、その費用故に物足りなさも。 それを、補完する俳優陣と挑戦的なリュック・ベッソンの作風が見モノ。 作品情報 制作年 1997年 制作国 フランス、アメリカ 上映時間 127分 ジャンル SF、アクション 監督 リュック・ベッソン キャスト ブルース・ウ... 2019.09.04 2021.09.06 1990年代☆2アカデミー賞アクションアメリカサイエンスフィクションフランス
2010年代 映画「ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書」監督・キャスト、あらすじ・感想 報道の自由か政府の陰謀か 度々映画に取り上げられるベトナム戦争だが、それだけアメリカにとって記憶に残る出来事というのは明白。 報道の自由と政府の陰謀を対比させて進む物語には教養的な側面が強く、フェミニズム的なメッセージも感じることのできる作品。 作品情報 制作年 2017年 制作国 アメリカ 上映時間 1... 2019.09.16 2021.09.06 2010年代☆3アカデミー賞アメリカゴールデングローブ賞ドラマ
1960年代 映画「2001年宇宙の旅」監督・キャスト、あらすじ・感想 完全主義者キューブリックの描いた未来 奇想天外な中にリアリズム 映画「2001年宇宙の旅」の作品情報、あらすじ、感想、考察。 キューブリック作品を見ると言葉を失うような感覚を覚える。 それが完全主義者キューブリックと呼ばれる所以だろう。 彼の描いた奇想天外な2001年の宇宙やAIは実現しなかったけれど、寧ろそれがリアリズムでありながらファンタ... 2019.09.18 2021.09.06 1960年代☆4アカデミー賞アメリカイギリスサイエンスフィクション
2000年代 映画「パッセンジャーズ」監督・キャスト、あらすじ・感想 正に驚愕のラストに相応しい アン・ハサウェイ演じるカウンセラーと生存者の緊迫感や不安感はカウンセリングの難しさを示唆させる。 ロドリゴ・ガルシア監督は、登場人物と観客を配慮した一貫性のある作りを魅せ、センシティブで抜かりない。 あらすじにある”驚愕”は正しい。 そもそも複線があるようでないのがそうさせる。 ... 2019.09.19 2021.09.06 2000年代☆4アメリカサスペンスミステリー
2010年代 映画「フロリダ・プロジェクト」監督・キャスト、あらすじ・感想 こんなにも”綺麗”な社会風刺映画は見たことがありません カラフルな街並みに、ポップな音楽。 そして、どこまでも素直で好奇心のままの子供達。 それを優しく包括するかに見える、生い茂る草木に青く透き通るかのような広い空。 それらとリアルとを対比するにはあまりにも非情極まりない。 アイロニカルなまでの空や草木の美しさ。投影するには酷すぎる。... 2019.07.20 2021.09.06 2010年代☆5アカデミー賞アメリカゴールデングローブ賞ドラマ
2000年代 映画「きみに読む物語」監督・キャスト、あらすじ・感想 ベタな恋愛だがエモーショナル 2人の間を隔てる身分や両親、婚約者。 そんな弊害が観客を2人の恋愛に移入させ、ベタだと思いつつも、この作品を見るとエモーショナルになってしまう自分がいるのは確かだ。 でも、僕が今作を見ると斬新だったりもする。 一般的にいえば純愛は、王道のラブストーリーであり普遍的なものでなのだけ... 2019.09.19 2021.09.06 2000年代☆4アメリカドラマロマンス
2010年代 映画「ビッグ・アイズ」監督・キャスト、あらすじ・感想 ティム・バートンらしさ 今作はそれまでのティム・バートンの作品とは異なり実話に基づく作品だが、本当に”ティム・バートンらしさ”がないのか。 否、実話という普遍的な題材だからこそ彼らしさが出てくると感じる。 男尊女卑の鬱憤もラストで心地良く昇華し、めでたし。 作品情報 制作年 2014年 制作国 アメリカ... 2019.08.25 2021.09.06 2010年代☆4アメリカゴールデングローブ賞ドラマミステリー