2010年代 映画「メイズ・ランナー」監督・キャスト、あらすじ・感想 中央集権の限界を示唆させ小さなコミュニティの重要性を解く この作品は単なるミステリーやSF映画としてみるだけでは勿体無いではないのでしょう。 学びが深い。 中央集権の仕組みの限界を示唆させ、小さなコミュニティの重要性を解く。 作品情報 制作年 2014年 制作国 イギリス 上映時間 113分 ジャンル ミステリー 監督 ウェス・ボール ... 2019.08.24 2021.09.06 2010年代☆4イギリスミステリー
1990年代 映画「ガタカ」監督・キャスト、あらすじ・感想 テクノロジー台頭の是非 リアリティのある近未来 テクノロジーの是非というのを示唆させてくれて、綺麗事過ぎず感情論でまとめ上げてくれるのもカタルシスを感じるので良かったです。 少し違和感を覚えるシーンもありましたが良い意味でリアルな近未来を感じ取れました。 作品情報 制作年 1997年 制作国 アメリカ 上映時間 106分 ジャ... 2019.07.06 2021.09.06 1990年代☆4アカデミー賞アメリカゴールデングローブ賞サイエンスフィクションドラマ
2010年代 映画「トータル・リコール」監督・キャスト、あらすじ・感想 労働階級の2極化 寓話的でありエンタメ色も強く映画的 最近はSFを見ても、もう何処か近未来にしか見えなくて、好奇心と複なんだか複雑。 労働階級と富裕層の二極化というのは、信ぴょう性のあるテーマ。 そんなテーマ設定も良い。 そしてサイバーパンクなグラッフィックに魅了される。 作品情報 制作年 2012年 制作国 アメリカ 上映時間 1... 2019.08.25 2021.09.06 2010年代☆4アメリカサイエンスフィクションドラマ
1980年代 映画「トップガン」監督・キャスト、あらすじ・感想 格好良いだけでは済まさない製作側の皮肉 34年の歳月を経て、2020年に公開が決まった名作「トップガン」の続編「トップガン2」ですが、ベースとなる今作は非常に衝撃的な作品でした。 アメリカ空軍の実機を使った撮影。 細部に到るまでこだわり抜かれたアメリカンカルチャーの投影。 そして、男性的な側面の強い空軍における、女性教... 2019.07.19 2021.09.06 1980年代☆4アカデミー賞アメリカゴールデングローブ賞ドラマ日本アカデミー賞
2010年代 映画「トム・アット・ザ・ファーム」監督・キャスト、あらすじ・感想 自己愛と利他主義 サイコアナリストとしての俯瞰 「マイ・マザー」「mommy」と、彼の撮った作品を先日見たわけですが、それらに描かれていた周囲への"愛"やそれによる葛藤とは全く異なる愛の姿が描かれていました。 此方は愛でも自己肯定の自己愛。 作品情報 制作年 2013年 制作国 カナダ、フランス 上映時間 102分 ジャンル ... 2019.06.29 2021.09.06 2010年代☆4カナダサスペンスドラマフランス
2010年代 映画「エンドレス・ポエトリー」監督・キャスト、あらすじ・感想 芸術の定義と家族による抑制が招く儚さ 芸術的とは何かと言われても定義するのは難しいように、こと映画は良くも悪くもつかみどころがなく芸術的だと感じました。 抑圧的な両親との葛藤が人との出逢いによって昇華されていきます。 作品情報 制作年 2017年 制作国 フランス 上映時間 128分 ジャンル ドラマ 監督 アレハン... 2019.06.29 2021.09.06 2010年代☆4ドラマフランス日本
2000年代 映画「マシニスト」監督・キャスト、あらすじ・感想 クリスチャン・ベールの役作りに感嘆 クリストファー・ノーラン監督作「メメント」やデビット・フィンチャー監督作「ファイトクラブ」に似ているという声も多数の今作。 クリスチャン・ベールの役作りには感嘆するが、賛否理由はサスペンス的な”騙し”の効果とジャケットの引きの強さが起因しているだろう。 あくまでサスペンス映画とい... 2019.09.14 2021.09.06 2000年代☆4アメリカサスペンススペインスリラー
2000年代 映画「SWEET SIXTEEN」監督・キャスト、あらすじ・感想 15歳の鋭利な眼球に映る資本主義 リアムの鋭利な眼球が示唆させるものとはなんなのか。 映画が終わるまで次から次へと、その矛先となる対象が現れる。 リアムな一体を信じればいいのか。 作品情報 制作年 2002年 制作国 イギリス 上映時間 106分 ジャンル ドラマ 監督 ケン・ローチ キャスト マーティン・コムス... 2019.07.05 2021.09.06 2000年代☆4イギリスカンヌ国際映画祭ドラマ
1960年代 映画「2001年宇宙の旅」監督・キャスト、あらすじ・感想 完全主義者キューブリックの描いた未来 奇想天外な中にリアリズム 映画「2001年宇宙の旅」の作品情報、あらすじ、感想、考察。 キューブリック作品を見ると言葉を失うような感覚を覚える。 それが完全主義者キューブリックと呼ばれる所以だろう。 彼の描いた奇想天外な2001年の宇宙やAIは実現しなかったけれど、寧ろそれがリアリズムでありながらファンタ... 2019.09.18 2021.09.06 1960年代☆4アカデミー賞アメリカイギリスサイエンスフィクション
1990年代 映画「牯嶺街少年殺人事件」監督・キャスト、あらすじ・感想 クリエイターの鬱憤、葛藤、そして昇華 ムーブメント、台湾ニューシネマの代表としての今作。 とにかく長い、しかし長いのは理由がありました。 クリエイターの鬱憤、葛藤、昇華。 確かに具現化されていたように感じました。 コントラストが美しい作品でしたが、現実はコントラストされていない、つまりは現実に忠実で苦しい。 作品情報... 2019.07.25 2021.09.06 1990年代☆4ドラマ台湾