ドラマ

1980年代

映画「トップガン」監督・キャスト、あらすじ・感想 格好良いだけでは済まさない製作側の皮肉

34年の歳月を経て、2020年に公開が決まった名作「トップガン」の続編「トップガン2」ですが、ベースとなる今作は非常に衝撃的な作品でした。 アメリカ空軍の実機を使った撮影。 細部に到るまでこだわり抜かれたアメリカンカルチャーの投影。 そして、男性的な側面の強い空...
2021.09.06
2010年代

映画「トム・アット・ザ・ファーム」監督・キャスト、あらすじ・感想 自己愛と利他主義 サイコアナリストとしての俯瞰

「マイ・マザー」「mommy」と、彼の撮った作品を先日見たわけですが、それらに描かれていた周囲への"愛"やそれによる葛藤とは全く異なる愛の姿が描かれていました。 此方は愛でも自己肯定の自己愛。 作品情報 制作年 2013年 制作国 カナダ、フランス 上映時間...
2021.09.06
1990年代

映画「活きる」監督・キャスト、あらすじ・感想 権力に翻弄される一家。だからこそ際立つ家族の絆

シリアスなテーマでありながら異常に淡々とした演出で語られてしまう、物語。 その単調さが切なく、抗えない運命と言うものを示唆させてくれます。 権力に翻弄され過酷な生活を強いられる庶民。 それでも心の支えとなり、守るべきものは時代が変わっても変わらない。 作品情報...
2021.09.06
2010年代

映画「エンドレス・ポエトリー」監督・キャスト、あらすじ・感想 芸術の定義と家族による抑制が招く儚さ

芸術的とは何かと言われても定義するのは難しいように、こと映画は良くも悪くもつかみどころがなく芸術的だと感じました。 抑圧的な両親との葛藤が人との出逢いによって昇華されていきます。 作品情報 制作年 2017年 制作国 フランス 上映時間 12...
2021.09.06
2010年代

映画「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」監督・キャスト、あらすじ・感想 昔々ハリウッドでは…

タイトルは、日本昔話? ”昔々ハリウッドでは…。”的な。 マカロニウエスタン、シャロンート事件とは?その意味や考察。 社会への皮肉や揶揄的な表現、評価が高い今作におけるタランティーノ監督の凄さとは。 作品情報 制作年 2019年 制作国 アメリカ、イギ...
2021.09.06
2010年代

映画「LUCY/ルーシー」監督・キャスト、あらすじ・感想 レオンが完成系なら、これは全くの未完。それがいい。

否定的な意見がたくさん。 でも今作は、これで良い。完璧な監督なんていなくて。 その満たない部分をどうにか補いたくて沢山の映画を撮っているのではないかなリュック・ベッソンは。 そんな飽くなき探究心が現れている彼の映画が好き。 だから、余計に「レオン」が一人歩...
2021.09.06
2010年代

映画「グランド・ブダペスト・ホテル」監督・キャスト、あらすじ・感想 鮮やかな色彩とは裏腹、製作の背景には戦争か

ウェスアンダーソンらしい豊かな色彩感や独特の世界観を感じることができる作品。 華やかなグラフィックですが、作品の背景には戦争に対する皮肉を込めている様にも。 作品情報 制作年 2014年 制作国 アメリカ 上映時間 100分 ジャンル ドラマ ...
2021.09.06
2010年代

映画「レジェンド 狂気の美学」監督・キャスト、あらすじ・感想 双子を演じたトム・ハーディの演技に注目

1人2役で双子を演じたトム・ハーディ。 そんな彼の多面的な演技に注目すべき映画。 ドッペルゲンガー的な相反する双子を1人で演じ、間を束ね人望もありビジネスの才もあるレジー、自己中心的な思考に加え暴力的でビジネスの才もないロンの比較がポイント。 作品情報 制作年 2...
2021.09.06
2000年代

映画「DISTANCE/ディスタンス」監督・キャスト、あらすじ・感想 陰湿で暗い世界観の意図するものは何なのか

是枝監督の作品は確かなメッセージやストーリーがあるのだけれど、どこか掴み所がなく掴めない作品が多い。 今作は特にそんな感覚になる。 今作の特徴である陰湿で暗い世界観の意図するものというのは、感じ取ることができた。 それが今作、そして事件から想起するメッセージなの...
2021.09.06
2010年代

映画「生きてるだけで、愛。」監督・キャスト、あらすじ・感想 クライマックスを見るための100分

まず冒頭でなんだか嫌な予感がしましたが、的中しました。 キャストが豪華なのとレンタルしてきたので全部見ましたが、冒頭はサイコパス感が観るに堪えました。 菅田将暉の無駄遣い感が…。 作品情報 制作年 2018年 制作国 日本 上映時間 109分 ジ...
2021.09.06