ドラマ

1990年代

映画「アメリカン・ビューティー」監督・キャスト、あらすじ・感想 白人優位社会へのアイロニー

見かけの美しさや白は高貴という白人優位社会を揶揄する。 タイトルはアメリカの美。 薔薇やルックスの美しさは確かにあるのだけれど、今作のメッセージはそうではなく、アメリカ社会へのアイロニカルな作風。 作品情報 制作年 1999年 制作国 アメリカ 上映時...
2021.09.06
2010年代

映画「シング・ストリート 未来へのうた」監督・キャスト、あらすじ・感想 ミックステーマ

放漫なコナーの兄貴もコナーのサクセスに倣い歩み始める姿が美しい。 複雑な環境に身を置くラフィーナと無垢なコナーを対比させ彼女を高貴な存在に押し上げるのはもちろん、彼の無垢な姿が瑞々しく清々しい。 作品情報 制作年 2015年 制作国 アイルランド、イギリス、アメリ...
2021.09.06
2000年代

映画「ぼくたちと駐在さんの700日戦争」監督・キャスト、あらすじ・感想 少年時代を想起させる物語

正直なところ、僕の中学・高校時代はもっと破茶滅茶だった。 悪さ自慢をするヤンキーのようだけれど、イタズラが本当に毎日面白すぎた。 そんな懐かしの学生時代を想起させてくれる物語。 警察官と美人妻という構図も1970年代らしくて文化的な側面も、楽しい。 作品情報 ...
2021.09.06
2010年代

映画「アルキメデスの大戦」監督・キャスト、あらすじ・感想 戦争という巨大”産業”の闇に数学で迫る

シネコン鑑賞に値する秀作。 名作を残してきた山崎貴監督の持つ、ストーリー性とVFXが集結した作品。 戦争という巨大産業の闇に数学で迫るという斬新な切り口。 そして菅田将暉をはじめとする豪華俳優陣の共演は一見の価値あり。 作品情報 制作年 2019年 制...
2021.09.06
1980年代

映画「7月4日に生まれて」監督・キャスト、あらすじ・感想 戦争のもたらす群集心理や利己主義、虚構

7月4日で23歳になりました。 同日がアメリカの独立記念日です。 その背景なんかを明確に認知していないので、触りにと思い、ちょうど目に留まったので観賞です。 愛国心を元にベトナム戦争に参画した1人の青年の視点から、戦争のもたらす群衆心理や利己主義的言動がダイレク...
2021.09.06
1990年代

映画「フォレスト・ガンプ/一期一会」監督・キャスト、あらすじ・感想 起伏はベトナム戦争

名作として名高い今作が名作たる所以は、やはりフォレストの真摯な言動からくるものだろう。 その対比として描かれるジェニーの役作りに繁雑な印象を残すも、結果的にフォレストを高揚させる効果を持っているので総じてポジティブに作用する。 そして今作でも取り上げられているのはベト...
2021.09.06
2010年代

映画「ブラインドスポッティング」監督・キャスト、あらすじ・感想 人種差別を扱い写実的に抽象化

同じ時を同じ街で生きた2人、違うのは肌の色。 今作は人種差別をテーマに扱う作品なのだけれど、メッセージが実は抽象的だったりして、それも主人公2人が白人黒人でありバディ化しているから。 写実的でもありながら抽象化するのも斬新。 今作のポイントになるのはルビンの壺や...
2021.09.06
2000年代

映画「海角七号/君想う、国境の南」監督・キャスト、あらすじ・感想 美化しておけばよかった…。

恋文自体は哲学的で良かったです。 それ以外は…。 これがそんなに評価された作品ということが疑問。 見ないで美化しておけば良かった…。 作品情報 制作年 2008年 制作国 台湾 上映時間 130分 ジャンル ドラマ 監督 ウェイ・ダージ...
2021.09.06
2010年代

映画「さらば、愛の言葉よ」監督・キャスト、あらすじ・感想 ゴダールを見てこそ映画通?

美術以外何もわからない。 ゴダールを見てこそ映画通と言うのなら、どうやら僕はそうではないらしい。 確かに美術や哲学的・詩的なフレーズは残るけれども、正直なところ面白くはない。 言い換えれば、挑戦的な作品だ。 ヌーヴェルヴァーグというの台風の目になり、今尚挑...
2021.09.06
1940年代

映画「カサブランカ」監督・キャスト、あらすじ・感想 不朽の名作 ”君の瞳に乾杯”は、こうして

国家の重圧によって、自由の利かない男女。 彼らの行く末は…。 現代に白黒映画を好んで見るかは殆どいないと思われますが、これを見れば白黒の良さを身を以て感じることができます。 作品情報 制作年 1942年 制作国 アメリカ 上映時間 103分 ジャ...
2021.09.06