製作年

1980年代

映画「バーディ」監督・キャスト、あらすじ・感想 鳥的擬人化のエロスと鳥籠的抑圧のタナトス

主体であるバーディ自体の進展のなさ。 アルのバーディに対する一種の憤り。現実との対比として描かれる戦争のネガティブ。 解放するための手段がなぜ野球ボールなのか?もっと効果的な対象があるのではないのか。 など、この物語には様々な鬱憤が散りじりになっています。 ...
2021.09.06
2010年代

映画「マイ・インターン」監督・キャスト、あらすじ・感想 結婚観や夫婦のあり方を改めて考えさせてくれました

結婚観や夫婦の在り方を再定義してくれる様な素敵な物語でした。 日本でも人気な作品という事が頷けます。 夫妻の在り方や企業の内情を対比しながら進む物語から、学ぶ事は多くありました。 作品情報 制作年 2015年 制作国 アメリカ 上映時間 121分 ...
2021.09.06
2010年代

映画「ドラゴンクエスト ユア・ストーリー」監督・キャスト、あらすじ・感想 沢山の批判は原作を愛するが故に…

期待故に批判が生まれる。 ドラゴンクエストVを愛するが故の批判だから仕方がないし、極めて巧妙なストーリーを原作にもつからこそ実現した映画化。 帰ってすぐさまゲームを始めた僕。 作品情報 制作年 2019年 制作国 日本 上映時間 103分 ジャン...
2021.09.06
2000年代

映画「スナッチ」監督・キャスト、あらすじ・感想 実写版「アラジン」のガイ・リッチー監督作

実写版「アラジン」のガイ・リッチー監督作。 今作と比較すれば彼の多面性をもろに感じることになる。 インディーズらしさの強い今作と「アラジン」では実際、全く作風が違うものの窃盗という共通項もある。 そう言った点では親和性がある作品群なのかもしれない。 作品情報 ...
2021.09.06
1990年代

映画「スモーク」監督・キャスト、あらすじ・感想 煙に巻かれた人々のパラドックス 最後は煙の様に去る

人という点を煙草屋を介して線に。 自分への内的な嘘、人への外的な嘘。 嘘と誠のパラドックス、そこにある人間模様と葛藤。 このジャケットの意味がラストで心地良く昇華される。 作品情報 制作年 1995年 制作国 アメリカ 上映時間 113分 ...
2021.09.06
1990年代

映画「ポンヌフの恋人」監督・キャスト、あらすじ・感想 完璧主義故の欠陥

完璧主義者レオス・カラックス監督に観る作風は、完璧主義故に欠陥、そしてアイロニーを残し物語を引き立てる。 遣る瀬のない境遇にいる登場人物は安直に死を選ばない。 それが彼らを美しくもさせるが、そこには虚無が付いて回る。 作品情報 製作年 1991年 製作国 フ...
2021.09.06
2000年代

映画「7セカンズ」監督・キャスト、あらすじ・感想 B級、いやC級か。この映画から何を得られるのだろうか…。

低評価、故の…。 正直何を書けば良いのか、わからない作品で、所謂B級、いやC級映画という具合かもしれません。 しかし、どんな映画でも何かしらの学びがあるとは思うので書き記しておきます。 作品情報 制作年 2005年 制作国 ルーマニア、スイス、イギリス ...
2021.09.06
1950年代

映画「理由なき反抗」監督・キャスト、あらすじ・感想 ジェームズ・ディーンは理由なき反抗なのか

本当にジェームズ・ディーン演じるジムの抱えていたのは理由なき反抗なのか。否。 彼なりの理由もあって、ただその消化方法がわからない若気の至り故の反抗なのである。 ただ、消化方法を間違えば、若気でもそれは死をも招くパワーを持っていると示唆させる。 作品情報 製作年 1...
2021.09.06
2000年代

映画「セブンティーン・アゲイン」監督・キャスト、あらすじ・感想 ”こんなはずじゃなかった…”でも現実を変えるのは自分だよ。と

輝かしい高校生時代とは裏腹に、冴えない中年になってしまった主人公マイク。 「こんなはずじゃなかった…。」誰もが一度くらいは思ったことがあるのではないだろうか。 少なくとも自分は100回くらいは思ったことがある。 でも、現実を悔やんでいても何もない。そうしたら反省...
2021.09.06
1990年代

映画「髪結いの亭主」監督・キャスト、あらすじ・感想 これぞフランス映画 そして官能の世界

これぞ所謂官能映画、フランス映画。 日常を切り取った映画にも見えながら、其処に垣間見ることのできる独特のフェティシズム。 大衆ウケはしないだろうけれど、愛のあり方や人間の本質を突くような衝撃的な作。 作品情報 制作年 1990年 制作国 フランス ...
2021.09.06