ゴールデングローブ賞

2010年代

映画「ビッグ・アイズ」監督・キャスト、あらすじ・感想 ティム・バートンらしさ

今作はそれまでのティム・バートンの作品とは異なり実話に基づく作品だが、本当に”ティム・バートンらしさ”がないのか。 否、実話という普遍的な題材だからこそ彼らしさが出てくると感じる。 男尊女卑の鬱憤もラストで心地良く昇華し、めでたし。 作品情報 制作年 2014年 ...
2021.09.06
2010年代

映画「フランシス・ハ」監督・キャスト、あらすじ・感想 モノクロと女性心理の抽象化

モノクロで構成されていて、抽象的ですがモノクロの良さが上手く顕在化されている作品でした。矛盾していますが。 テーマは個人的に好きですがストーリーは単調で人によっては少々難ありかも知れません。 作品情報 製作年 2013年 製作国 アメリカ 上映時間 86分 ...
2021.09.06
1990年代

映画「アメリカン・ビューティー」監督・キャスト、あらすじ・感想 白人優位社会へのアイロニー

見かけの美しさや白は高貴という白人優位社会を揶揄する。 タイトルはアメリカの美。 薔薇やルックスの美しさは確かにあるのだけれど、今作のメッセージはそうではなく、アメリカ社会へのアイロニカルな作風。 作品情報 制作年 1999年 制作国 アメリカ 上映時...
2021.09.06
2010年代

映画「シング・ストリート 未来へのうた」監督・キャスト、あらすじ・感想 ミックステーマ

放漫なコナーの兄貴もコナーのサクセスに倣い歩み始める姿が美しい。 複雑な環境に身を置くラフィーナと無垢なコナーを対比させ彼女を高貴な存在に押し上げるのはもちろん、彼の無垢な姿が瑞々しく清々しい。 作品情報 制作年 2015年 制作国 アイルランド、イギリス、アメリ...
2021.09.06
1980年代

映画「7月4日に生まれて」監督・キャスト、あらすじ・感想 戦争のもたらす群集心理や利己主義、虚構

7月4日で23歳になりました。 同日がアメリカの独立記念日です。 その背景なんかを明確に認知していないので、触りにと思い、ちょうど目に留まったので観賞です。 愛国心を元にベトナム戦争に参画した1人の青年の視点から、戦争のもたらす群衆心理や利己主義的言動がダイレク...
2021.09.06
1990年代

映画「フォレスト・ガンプ/一期一会」監督・キャスト、あらすじ・感想 起伏はベトナム戦争

名作として名高い今作が名作たる所以は、やはりフォレストの真摯な言動からくるものだろう。 その対比として描かれるジェニーの役作りに繁雑な印象を残すも、結果的にフォレストを高揚させる効果を持っているので総じてポジティブに作用する。 そして今作でも取り上げられているのはベト...
2021.09.06
1940年代

映画「ハムレット」監督・キャスト、あらすじ・感想 映画的アート・メディアとしての位置付け 言葉の映画

映画というより"映画的"アート、メディアである感じました。 言葉を映画という形で繋いだような。 作品情報 制作年 1947年 制作国 イギリス 上映時間 155分 ジャンル ドラマ 監督 ローレンス・オリヴィエ キャスト ローレ...
2021.09.06
1990年代

映画「グッドフェローズ」監督・キャスト、あらすじ・感想 トゲのあるテーマをマーティンがまとめる

実在したギャング”グッドフェローズ ”、公開当時彼らは檻の中で生きている。 生き様やルックスなどなどギャングには格好よさが詰まっているのだけれど、「大統領よりもギャングになりたかった」は笑ってしまう。 ギャングというトゲのあるテーマを選びながらも巨匠マーティン・スコセ...
2021.09.06
2000年代

映画「マッチポイント」監督・キャスト、あらすじ・感想 養女への性的虐待で問題になったウディ・アレンのパワー

映画業以外もパワフルなウディ・アレンは問題に沙汰になることも多い。 養女への性的虐待やAmazonとの問題。 ドストエフスキーの「罪と罰」を引用しているのは、そんな自分への当てつけなのかもしれない。 また、主人公が不倫という罪を背負うのもスカーレット・ヨハンソン...
2021.09.06
1990年代

映画「ユージュアル・サスペクツ」監督・キャスト、あらすじ・感想 サスペンス映画の金字塔

サスペンス映画の金字塔的作品。 サスペンスの良さを最大限に発揮していて、一度だけでは物足りないあとを引く作風には感嘆する。 中でもケヴィン・スペイシーの演技は圧巻。 作品情報 製作年 1995年 製作国 アメリカ 上映時間 105分 ジャンル サ...
2021.09.06